スケジュール管理上手のメリット

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「システム手帳」は昔から人気のスケジュール管理ツール

アナログ好きには「システム手帳」

アナログ好きには「システム手帳」

バブル世代のビジネスパーソンは「システム手帳」を格好良いものとして、高価なものを競うかのように持っていた時代もありました。現在はスマホやタブレットひとつでスケジュール管理ができるようになりましたが、アナログ派にはいまだ人気があるスケジュール管理ツールなのです。

システム手帳の歴史

流行りものの手帳かと思いきや、その歴史はかなり昔にあります。システム手帳が生まれたのは、第一次世界大戦中のイギリスでした。それ以前の戦争は貴族が将校を勤めるものでしたが、機関銃や毒ガス等の新兵器が使われた第一次世界大戦作戦では、平民の中からも優秀な人材を将校に採用しました。しかし、優秀と言えども戦争に不慣れな平民将校は、戦いに必要な情報を1人で整理する為に使いやすい情報ツールを作る必要がありました。そしてその中でシステム手帳の原点が生まれたのです。特にリフィルの交換や追加できる機能は、その後ビジネスの世界でもスケジュール管理を行える有効なツールとして普及したのです。
時代に合わせて進化してきたシステム手帳は、現在も更なる機能が加わり多くの人に愛用されています。アナログ派のビジネスパーソンはお気に入りの手帳を持つ人も多いかと思います。使い勝手が良く、自分のスケジュールが一目で分かるものを使用していると思いますが、ここでは人気のあるシステム手帳をいくつか紹介します。

世界中で愛用される「フランクリンプランナー」

最初に紹介するのは「フランクリンプランナー」です。タイムマネジメントの第一人者、ハイラム・W・スミスが「七つの習慣」の著者であるスティーブン・R・コヴィー博士の考えを取り入れ考案した「フランクリンプランナー」には様々な魅力があります。オリジナルのデイリーリフィルにはタスクリストや1週間コンパス等、週ごとに目的や目標を明確にして実行していける機能があります。このように機能性に優れた「フランクリンプランナー」は世界中で愛されるシステム手帳なのです。

見た目も美しい手帳「クオバディス」

シンプルでスタイリッシュな「クオバディス」もまた人気があるシステム手帳です。マルセイユで医師として働いていたDr.ベルトラミが、自分が欲しいダイアリーを追求し、創意工夫を重ねて誕生させたのが始まりでした。その内容は発明とも呼ばれ、今ではどのリフィルでも見かける縦型1週間フォーマットは「クオバディス」が考案したものなのです。20世紀の偉大な製品として数々の賞を受賞したこの手帳は、公的私的共にスケジュール管理をそつなくこなしたい人にはぴったりなシステム手帳です。また、パリにあるアトリエで仕上げた「クオバディス」の本革手帳カバーは見た目も美しく、ユニセックスなスタイルが人気を高めています。

ありそうでなかったを実現した「ノルティ」

「ノルティ」は原材料から製品加工まで全て日本国内でまかなっています。フォルムの美しさを持ち合わせていながらも多機能である手帳カバーは能率手帳と呼ばれています。また、今までありそうでなかった1日1ページリフィルは、単なるメモ欄とは違い上部にスケジュールラインを設置し、グリットラインで文字や図も綺麗に書けるようにしています。1日を振り返り、情報をまとめる事の多い人にはかなり使い勝手の良いリフィルになるはずです。2015年のグッドデザインイヤーを受賞したこの「ノルティ」は、日々の行動を振り返り、効率の良いスケジュール管理ができます。

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