スケジュール管理上手のメリット

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スケジュール管理を実践して段階的にレベルアップしよう

レベル5を目指そう

レベル5を目指そう

スケジュール管理能力は、大きく分けて0~5のレベルで説明する事が可能です。レベルごとで見てみると個人で習得できるスケジュール管理法と、スケジュール管理を徹底して行う企業組織に属さないと学べないものがある事が分かります。

レベル0~レベル1までは初心者

まずレベル0はスケジュール管理は成り行きまかせであり、スケジュールをうっかり忘れてしまいがちな状態です。アポイント等の時間をカレンダーに記入する等、約束事は記入して残す程度の事はできます。しかし、それを見直す事はしないのでダブルブッキング等のミスを引き起こします。このレベルにいる人は時間に追われている事が多くなります。ここからステップアップをするには、スケジュール管理が上手い人の仕事を参考にする必要があります。また、最遅着手日やタスク等のスケジュール管理の基礎となる概念を理解する必要もあります。
レベル1は、スケジュール管理の理解が持てるようになります。業務日誌やタイムシート、ミーティングノートを活用し、自分が使った時間を記録し利用できるレベルです。カレンダーや手帳等のツールの基本的な使い方を理解しています。また、時間を無駄にしない認識を持ち対策法も身に付けています。この段階にいる人は、一般的にスケジュール管理を大まかにできる人となります。

予定を立てられればレベル2

自分で時間の使い方を決め、予定を立てられるレベルとなります。ToDoリストを利用して自分のタスクを明確にする事ができます。また、予定の優先順位をつける事ができる為、カレンダー予定表と同期されたToDoリストやカムアップシステム等の仕組みを理解できています。その他、バックワードスケジューリング(納期日から逆算的にスケジュールを組む方法)の考え方もできています。このレベルは一般的な社会人でもっとも多いレベルと言えます。ここまでのレベルは個人で習得できるスケジュール管理法となります。

レベル3はクリティカル・パスを意識

このレベルからはスケジュール管理を徹底した組織や企業に関わらないと習得できない管理法となってきます。自分が立てた計画の中のクリティカル・パス(重大な経路)を見つけ、ポイントをそこに集中できるレベルとなります。その為にフロートと自由度の概念を身に付けていますし、ガントチャートの作り方も理解しています。更にバッファー・マネジメントも理解しています。

レベル4~レベル5は最終地点

レベル4は自分でプロジェクトの進捗を測る事ができ、遅れを検知しながらその先の計画にフィードバックする事が可能なレベルです。タスクとプロジェクト全体の進捗率を測れる4つの手法、出来高(アーンドバリュー)の概念、ガントチャートを使い進捗を可視化する技法などを理解して使いこなす事ができるようになります。
レベル5になると自分で蓄積した過去の記録を分析し、次の計画のベースを改良できるレベルです。また、自分の時間の使い方を振り返り、重要な課題へ時間を割り振る事ができるようになっています。また金銭の時間的価値や時間をお金で買うといったの技法を活用し、リスク・マネジメントも行えます。

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